整体師と柔道整復師の違い

整体師と柔道整復師の違い

整体師と柔道整復師のどちらにも「整」という文字が含まれているうえに体を整え不具合を回復させることから、同じ職種の人と思っている人が多いようですが、保有している資格においても行う施術内容においても違いがあります。
まず、資格については、「整体師」は公的な資格ではなく民間の資格です。国家資格でないことから資格を得る上での基準もさまざまです。全国には多くの民間の整体学校(スクール)があり、その学校で短いところでは3〜6カ月勉強することで資格を取得できます。
一方「柔道整復師」は国家資格ですから、柔道整復師になるためには厚生労働省の許可した専門学校か文部科学省の許可した大学で解剖学や病理学にはじまり外科学、生理学、衛生学、柔道整復理論、柔道整復実技、関係法規などの多岐にわたる11科目を3年以上かけて学習することが必要です。その後、国家試験を受験し、合格すれば柔道整復師の免許を取得できます。
整体師は、主に手や肘を使って筋肉の緩和や骨盤矯正などをおこなうことで体全体のバランスの整え、もともと人間が持っている自然治癒力を高める手技療法を行います。整体師のこの治療は補完医療や相補医療とも呼ばれる「代替医療」です。一方 柔道整復師の施術は柔整師法により規定されおり打撲や捻挫、脱臼や骨折などの外傷を薬品投与や外科的手段などによらないで、応急的・医療補助的方法でその回復を図ることとされています。なお、柔道整復師の治療は、主として健康保険や労災保険などの保険を適応して行われるものです。